[大会レポ] 弁当食べそこねた…(第3回甲州フルーツマラソン)
公開日: 2012年10月24日水曜日 マラソン 大会レポート
10月21日に、甲州フルーツマラソンのハーフの部に参加してきた。西荻窪6時15分発の電車で出発。立川で甲府行きの始発電車に乗り換え。立川に着いたときにはすでに電車が到着していて満席状態だった。
2週間前に勝沼ぶどう祭りに行ったときには登山客が多く乗っていたが、今日はほとんどがランナーで、途中下車する人が少なく、1時間近く立ちっぱなし。甲府行きの始発電車が来る前に立川に行かなきゃダメだな。
勝沼ぶどう郷駅ではほとんどの乗客が降り、ホーム上は階段を降りる待ち行列が。
駅でトイレを済ませて、送迎バス乗り場に。路線バスとかマイクロバスとか観光バスとか、街中のバスを総動員しているんじゃないかと思うほどいろんなバスが次々とやってきて、長い列があっという間に吸い込まれていく。おかげでストレスなく会場まで行くことができた。
会場はワイナリー各社のテントが出ていてお祭り的な雰囲気。すでに試飲販売を始めていた。もう飲んでいるツワモノランナーも…
受付を済ませて10分くらいウォームアップしてトイレ待ち。待っている間にハーフマラソンのスタート位置への移動が始まってしまってちょっとあせった。公衆便所での行列だと、大で並んでいるのか小で並んでいるのかわからないので、先頭の人は小が空いていたら「小待ちの人いない?」って声掛けしてくれたらうれしい。
スタート位置は会場から5分くらい歩いたところにあって、そこまでフルーツ娘が「ハーフマラソンの部」のプラカードを持って先導してくれる。スタートに着いてからもずっとプラカードをかかげていて大変そうだった。
スタート間近になって運営さんからのご挨拶。
「ハーフは甲州盆地を見渡せる爽快なコースです」って言ったらなぜか笑いが…
「多少急な坂がありますが」
なるほど。
「レースの後は、無料のぶどうとワインのサービスで楽しんでください。今年は10年に一度のできですので、ぜひ買ってください」
「スタート直後に転倒など混乱が生じた場合にはレースを中断する場合があります。その時にはこのようなサイレンが鳴ります。……………………。サイレンが、鳴ります」
いやーなごんだ。リラックスムードのなかレーススタート!
コースはしょっぱなからゆるい上り坂。500mほどで左に曲がるのだけど、坂の勾配が大きくなって軽くジャブを食らう。ここを登るとまたゆるい上りがだらだら続く。前の方に勝沼中学校の生徒4人が固まって走っている。結構速い。中学生の横を走っていると声援が多くなっていい。コバンザメ走法。
2.5kmあたりからフルーツラインと呼ばれている道路に入る。明らかに急な坂。いよいよ本番のようだな…。ここで、15分前にスタートした10km組のランナーに追いついた。もう歩いている。うん、歩きたい。一瞬頭をよぎる。しかし中学生が頑張っているのでなんとかこらえた。
坂を登り切ったら待ちに待った下り坂。重力にまかせて駆け下りる!
いい感じに下っていくと最初の給水所が見えてきた。コップがぺらぺらのプラスチックコップだったので、ぐにゃっと変形して取りづらかった。紙のほうがしっくりくるな。
その後もアップ多めにアップダウンを繰り返しつつ7km地点まで進む。
そして牛奥トンネルの手前でやっと上り坂が終わりボーナスステージ開始!トンネルの中はずっと下り。快調に飛ばす。下り坂は前の人との距離を詰めるチャンスなので頑張りどきだ。
全長およそ500mのトンネルを抜けると、素晴らしい景色が眼下に広がっていた。これまでは景色を見る余裕が全然なかったが、否応なしに目に飛び込んできた。コースがゆるくカーブしているので、道路下の景色が正面に見えたのだ。
おおーっすげえ。一瞬疲れを忘れた。一秒くらい。
9.5kmの折り返しポイントまでは基本的に下りが続く。折り返しまで500mくらいのところで先頭集団とすれ違った。思ったほど離されていない。
いや、実際には先頭はもっと先に行っていたと思うが、その時はてっきり先頭集団だと思い込んでいた。すれ違った時のタイム差が4分くらいで、ゴールしたときは14分差。さすがにそんなに差がつくほど失速していないだろう。
折り返して、来た道を登り、右に折れて、塩山駅方面に下っていく。そこから13kmまでは下り基調。10km地点の急なS字カーブに、箱根6区のS字もこんな感じだろうかと想像した。下りは楽しい。
しかし…13kmからの2kmが地獄の上りゾーン。後ろから聞こえる足音から逃げるようになんとか足を前に進めた。
駅前の急な坂を越えたらあとは下り!16km地点で時計を見たら1時間3分台だった。キロ4分で行けば1時間23分。これは自己ベスト行けそうだ!
あとは無理にペースを上げずに(上げられずに?)淡々と走り、勝沼中央公園の最後のストレート。ゴール20mくらいのところで猛然と追い上げてきたランナーに抜かれ、その素晴らしいスパートっぷりに思わず「おっ!?」と声が出たところでフィニッシュ。最後に抜かれたのは残念だったが、自己ベストを2分40秒更新して85分を切れたのがうれしかった。
完走証を受け取って、ふと受付を見ると行列が出来ていたので見てみると、みんな手に弁当の引換券を持っている。あれー?参加証が入っていた封筒には同封されてなかったぞ。そうか、大会申込みのときに弁当の有無を選ぶんだったかな。プラス500円くらいするんだろ。さてさて、ワイン飲もう。
各社ワイナリーの試飲販売 |
ワインをもらおうと思ったら次回の配布は12時30分からだった。参加賞のワインを開けようかと思ったらコルクキャップだった。そこでヨメさんにワインを買ってきてもらうことにした。
ステージでは表彰式が行われている。司会の女性がいい声。会場全体がなごやかな雰囲気になる。
ヨメさんが買ってきたワインを開けて祝杯をあげた。マグナムボトルを半分開けたところで眠くなってしばらく横になった。
ステージでは表彰式が行われている。司会の女性がいい声。会場全体がなごやかな雰囲気になる。
ヨメさんが買ってきたワインを開けて祝杯をあげた。マグナムボトルを半分開けたところで眠くなってしばらく横になった。
14時をまわるとだんだん撤収する人が増えてきた。お楽しみ抽選も外れたことだし帰ろう。
帰りのバスも待つことなくすんなり乗れたが、電車は座れずにずっと立ちっぱなし。さすがに辛かった。
翌日、参加賞と大会名簿が入ったビニール袋から弁当の引換券が出てきた。ここに入っていたとは…受付のおばちゃん教えてよ…。
3500円で弁当が付いてくるとは思わかなったから見逃してしまった。とんでもなくサービスの良い大会だ。リピート決定!
Splits
km
|
Pace (min/km)
|
Elevation (m)
|
1
|
3:58
|
23
|
2
|
3:57
|
19
|
3
|
4:30
|
54
|
4
|
4:38
|
46
|
5
|
4:18
|
3
|
6
|
4:21
|
19
|
7
|
4:10
|
-13
|
8
|
3:37
|
-65
|
9
|
4:08
|
18
|
10
|
3:57
|
-11
|
11
|
3:40
|
-34
|
12
|
3:38
|
-32
|
13
|
3:55
|
-10
|
14
|
4:39
|
69
|
15
|
5:05
|
33
|
16
|
4:10
|
-8
|
17
|
3:42
|
-44
|
18
|
3:45
|
-21
|
19
|
3:47
|
-24
|
20
|
3:57
|
-13
|
21
|
4:11
|
6
|
にほんブログ村
ゴール後にマグナム開けるとは豪快ですね!
返信削除山梨の関係者が今年のメドックマラソンに大勢視察に来ていたそうです。
エイドでワインが振る舞われる日も近いかもしれません(笑)
お疲れ様でした♪
いっちさん、ありがとうございます。
削除豪快に開けたところまでは良かったのですが、そのあと夫婦してダウンしてました(-_-;)
メドックへの道のりは遠い…
給ワイン所は実現してほしいな〜