[大会レポ] 大田原に散る(第26回大田原マラソン大会)

公開日: 2013年11月26日火曜日 マラソン 大会レポート

またやってしまいました。前半ペース上げすぎて潰れてしまいました。気がつけば5戦連続このパターン。どうしたものか…

対策はさておき、当日を振り返ってみます。

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9時半過ぎくらいに整列待ちのために陸上競技場に入場。アップしている人多数。いまから体力使わなくても…

日陰は結構寒かったのですが、フィールド内は日差しが強くて暑いくらい。手袋とアームウォーマー要らなかったな。

スタート15分前になってトラックに移動。から来た人が無理やり横から入ろうとしたのか「もう入れません!」「何やってんだ!」と怒号が響き、緊張感が高まります。

いよいよスタート!ロスは10秒程度。トラックを半周して競技場の外へ。若干渋滞したものの、入りの1kmは4:40。そうこうしているうちに前が空いてきた。そういえば3時間のペーサーってどこにいるんだ?わからないので自分と同じくらいのペースの人を仮想ペースランナーとしてついていくことに。

5km地点のラップは20:36。あれ?速くないか?でも無理しているわけでもないから、このままいくか。

と思っていたら仮想ペーサーが徐々にペースを上げだした。さすがにここは抑えたほうが良いと判断して別の人について行くことにした。

6kmすぎの最初の給水所。スポドリを取る。ポカリの原液(っていうか普通の濃さなんだけど)が一口ちょっとだけ入っていて飲みやすい。運営さん、わかってますね。

そうこうしているうちに、また仮想ペーサーがペースを上げていった。無理しない無理しない。

10km地点のラップは20:00。速いな!?でも呼吸は整っているし、前半は下り基調のコースだし、こんなもんか?

大田原マラソンは、一般ランナーでもスペシャルドリンクが置けるのが特徴。今回は初参加ということもあり、全7か所中6か所と、たくさん置いてみた。

レシピはオレンジジュースとはちみつをベースに、サンチーというシークワーサーの汁を入れたもの。調合したのを飲んでみると、後味がほんのり苦くてうまかった。

スペシャルドリンクを預けるときに他の人のを見たら、ボトルに棒を付けてナンバープレートを見やすく貼り付けたり、デコレーションモールで目立たせたりしていたので、自分のを見つけられるか不安だった。

そして14km過ぎのスペシャルドリンク置き場。どこに置いてあるのかまったくわからなかった!

公式ツイッターの情報では、去年より見つけやすくなっているということでしたが、それは、ちゃんとナンバーを見やすく工作した前提だったんだなーと今になって思った。

つづく19km地点でもスペシャルドリンクを取れずorz
こういうこともあろうかとエナジージェルを買っておいてよかった。ここでショッツを補給。

そんなこんなでハーフ地点を1:26:01で通過。今思えばやはり飛ばしすぎだった。自分では無理をしていないと思っていたけど、けっこういっぱいいっぱいだったんだと思う。17kmすぎで反対車線の向こう側からランナーが走ってきたのを見て、「なんでこの人逆走してるの!?」と思ったほどなので。そのさきに折り返しがあるのをすっかり忘れてました。

後半はゆるーい上りが続く。コース高低図を見ると見事なV字型になっているので、できるだけ前半で貯金をしておいたほうが良いのではという心理が働いて、飛ばしすぎてしまうんだろうか。でも実際には思ったほどの坂ではなかった。2か所を除いては…

そんな坂が待ち構えていると知らずにひた走る。24kmと29kmでは無事スペシャルドリンクをGET!

この辺になると歩き始めたりペースダウンしているランナーがちらほら。最初に仮想ペーサーにしていた人に追いついた。

30km地点の通過タイムは2:04:07。あと56分あるからキロ5分でもおつりがくるな。サブスリーいける!などと、計算違いの答えをもとに、安心してペースを落とした。ところが疲労がじわじわと出てきてペースを落としても結構つらい。34km地点の上り坂がまたきつい。そしてスペシャルが取れずがっかり。

35km地点の通過タイムは2:26:58。えーと、あと34…33分…だから1kmあたりだと…。脳みそも疲労していてなかなか計算できない。何かあまり時間に余裕が無い気がするのは気のせいかと思いつつ先へ走る。

そして最後のスペシャルドリンク。これを取って景気をつけたいところでしたがここも取れず。

結局スペシャルドリンクは2回しか取れなかった。せっかく作ったのに…と、ちょっと哀しくなる。

そして手がしびれるような感覚がやってきた。あ、エネルギー切れだ。こうなるとなかなか踏んばれない。ずるずるとペースダウン。後ろから「イチ、二、サン…」と数字を数える声が近づいてくる。その声のせいで走りに集中できない。脳をかき回されるような感覚。変になりそうだった。早く抜かしていってくれ!

実はもう一つエナジージェルを持っていたのだが、ポーチから取り出して補給することすら面倒に感じてそのまま走った。

そして39km地点で3時間のペーサーに抜かれたときには、ついて行く気力も体力もなく、サブスリーをあきらめたのでした。

ヘタすりゃ歩いてしまいかねない状態のなか、3:02:25でフィニッシュ。

終わってみれば典型的な撃沈パターンだったわけですが、なぜか清々しい気持ちでした。

1年8ヶ月ぶりにPBを更新できたせいもあるけど、この大会がすばらしかったからでしょう。運営はもちろんですが、真剣勝負のランナー達が作りだした引き締まった雰囲気が良かった。

今年のレースはこれにて終了。来年はサブスリー達成できますように。

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計測ポイントスプリットラップ
Start00:00:15
10km00:40:390:40:24
20km01:21:290:40:50
21.0975km01:26:01
30km02:04:070:42:38
40km02:50:410:46:34
Finish03:02:250:11:44
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