台北・中正紀念堂でジョギング(台湾旅行記)

公開日: 2012年8月16日木曜日 ジョギング 旅ラン


先日、ずっと行ってみたいと思っていた台湾に行ってきました。


HISが駅前でチラシを配ってたので、なんとなく受け取ってみてみると、台湾二泊三日で29800円!?しかも羽田発、松山空港着、さらに行き午前便帰り午後便。なおかつ燃油サーチャージ込み。これは安いんじゃないか?

先着100名で、もう三日前から販売してるから売り切れてるかなと思いつつ電話してみると、まだ空きがあった!プラス4000円でホテルをアップグレードできますが…と聞かれたけど、ホテルは寝るだけの場所と割り切っているのでメイヨーです。

それから2週間ちょいで旅程表が届きました。ホテルは伊楽園大飯店(パラダイスホテル)でした。

ネットで口コミを調べてみると、古いけど寝るだけならOK、立地がよい、壁が薄い、といった感想がありました。まあ、想定内です。

実際に行ってみると、そのとおりでした。古いけど汚くはなく、東横イン並みの広さの部屋ですが、寝るだけだからそんなに気にならなかったです。場所はMRT西門駅から歩いて5分くらいのところで、淡水に行くにも九份に行くにも便利でした。

台北は、東京の繁華街みたいに雑然とした街並みで、見ていて飽きなかった。それと、食事が安くてうまい!100元(約300円)あればお腹が満たされます。B級グルメ好きにはたまらないと思います。最高です。缶ビールが32元(約96円)なのでコンビニに寄るたびに買ってました。しかし、昼間っから飲んでいる人は全然いなかったので、ちょっと気が引けた…

はじめての台湾なので、まずは有名どころに行ってきました。

【1日目 淡水・士林】
淡水は、西門からMRTに乗って40分の場所にある行楽地。淡水河の河口沿いに屋台が立ち並んでいます。向こう岸に行くフェリーに乗るのに1時間も並んで疲れた〜

淡水河の上流側に向かって撮影
フェリーから暮れゆく空を撮影

フェリーは10分ほどで八里左岸に到着。人出がすごい!まあ、フェリーに乗るのにあれだけ並んだんだからそうだよな。

祭りか?

左岸は淡水側と比べるとだいぶんローカルな雰囲気。川沿いに広がる八里左岸公園では敷物を広げてピクニック?をしている地元の人がいました。

八里左岸から漁人碼頭(ユーレンマートウ)に行きたくてフェリー乗り場を探してさまよい、やっと見つけたのですが、運行してなさそうな雰囲気だったので、乗ってきたフェリーで戻りました。

このフェリー、壁がついていないので、行きに乗ったときは、多少の水しぶきがかかったのですが、帰りは強風で波が強くなり、もろに水をかぶりました。ずぶぬれです。どうりで誰も一番前に座ってなかったわけだ。

下船したあと30分くらい風にあたって服を乾かして、次なる目的地、士林夜市へ。

ここも祭り

有名な夜市だけあって、夜の10時を過ぎているというのに、人が多い。ここでの目的は美食広場で食事すること。すぐに見つかるかと思って探していたのですが、なかなか見つからない。

大鶏排の屋台

歩きまわってお腹が空いたので大鶏排(ターチーパイ)を買いました。鶏ももの一枚肉をフライにして、甘辛いタレにつけたものです。60元。一人で食べたら腹一杯になる量です。ビールが飲みたくなる味。

そのあとも美食広場を探して歩いたのですが、見つからず、その間に葱油餅と肉まんをつまみ食い。けっこう腹一杯になってきたな〜と思ったころに美食広場の看板を発見!

もうどこを歩いているのかわからなくなってた
エスカレータで下っていくと、そこは、台湾の食が濃縮された空間でありました。

照明がちょっと暗いかも
いや、すみません、じつは23時くらいに入ったので、じっくり見てまわる余裕がありませんでした。ぱっと見だと、果物屋、鉄板焼き、かき氷…、あとはあまり覚えてません。

鉄板焼き屋
店が多すぎてどこに入ろうか悩む。台湾のスタンダード的な店が目に入ったので席に座ります。



写真入りのメニューには日本語で説明書きがあって、あまり悩まずに注文できました。注文用紙に個数を記入して店員に渡します。この方式は挙動不審にならずにすむのでありがたい。

十全小拝

えびと豚肉入りワンタン麺と肉団子汁

ガイドブックで見て食べたいと思っていた真っ黒なスープとワンタン麺を注文。ヨメさんはお腹がいっぱいということで肉団子汁だけ。

この黒いスープ、台北のコンビニに入った時のにおいがする。どこのコンビニに入っても、真っ黒な汁で煮込んでいる卵が置いてあったのですが(日本のおでんみたいに)、あのスープと同じものなんだろうか。

見た目とはうらはらに味は濃くありません。ほんのり薬っぽい味と変な甘みがします(ボキャ貧ですんません)。

日本で食べる中華料理は味が濃い印象があったのですが、台湾料理はそれと比べると薄めでちょうどいい。よし、ガンガン食うぜ!と言いたいところですが、いろいろつまみ食いしたのが効いた。最後は味わうどころではなく、無理やり完食。

食べ終わったころには、周りの店は閉店作業を始めていました。MRTの終電が気になってきたので帰ることにしました(もう何も食えないし)。そういえば駅にも時刻表がなかったな~と気になったので調べてみたらそれらしいのがありました。


台北捷運公司:首頁 > 乗車指南 > 服務概況
http://www.trtc.com.tw/lp.asp?ctNode=49771&CtUnit=13560&BaseDSD=7&mp=122031

23時以降は12分間隔で運行していたようです。


西門駅からホテルに戻る途中で、猫が涼んでいました。


【2日目 九份・台北101】


九份に行く前にホテル近くの永和豆漿(トウチャン)で朝食。よくわからないまま注文したものが、あんかけスパゲティみたいでうまかった!小籠包もうまい。8個で60元。安い!


腹ごしらえが済んだので、台湾鉄道で九份に向かいます。MRT台北車站で乗り換えです。


駅舎に入ると、ものすごい開放感!どーんと屋根まで吹き抜け!

片隅に先行者がいました

最寄り駅の瑞芳まで切符を買って列車でGO!乗車口が車両の前後にしかないので、乗るのにもたつく感じ。中は2列+2列のシートで空きはありませんでした。しょうがないので通路に立っていたのですが、つかまる取手がなくて落ち着かなかった。昭和な雰囲気が漂っていました。

瑞芳駅からバスに乗り継いで、皆が降りるところで一緒に降りた。おーっ、いい眺めだー!



九份といえば、千と千尋の神隠しらしいのですが、見ていないのでピンときません。

ここが有名どころらしい
でも、ところ狭しと立ち並ぶ店を覗きながら歩くのは楽しかった。九份にも猫がいた。

うー 
にゃー!
コンビニでビールを買って一息ついたらバスで台北に戻りました。そんでマッサージに行ったあと、台北101の展望台に昇って夜景を見て、そのあとは地下まで降りて鼎泰豊(ディンタイフォン)で夕食。小籠包うまかったー!ふたりでたらふく食べて3000円ちょい。大満足!


【3日目 中正紀念堂・総統府】
あっという間に帰国する日になってしまいました。15時の飛行機ですが、ホテルでのピックアップが12時30分ということで、あまり時間がありません。そこで近場を散策することにしました。
西門駅に向かう途中で

まずは中正紀念堂に。


Wikipediaには、蒋介石を顕彰するために建てられたとありますが、台湾に暗黒時代をもたらした人物の功績って何なんだろう。


そういうことを考えなければ、建物はすばらしいし、緑はあるし、ジョギングするのにちょうどいいナイスな場所です。カンカン照りのなかジョギングした様子をビデオに撮ってきました。

かなり画像が揺れますので凝視すると気持ち悪くなるかも…?




走ったルートはこんな感じ。走り終わったあと、誰か知らん人が小走りで近づいてきて、九評共産党という小冊子を手渡していきました。中国語で書いてあるから読めんぞ。


近くの豆漿で朝食をとったあと、総統府まで歩いて行って、そのままホテルまで戻りました。

今回の旅行は、行き午前便、帰り午後便だったので、それなりに時間があると思っていたのですが、やっぱり足りませんでした。また淡水に行きたいし、夜の九份も見てみたい。
あとは何といっても食事が安くてうまいこと。

また行きたいな〜と思ってたら、12月に台北マラソンがあるんですね。これは出るしかない!ツアー申し込んでしまった (^^; 楽しみだ〜!
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