[大会レポ] 2012 台北マラソン
公開日: 2012年12月20日木曜日 マラソン 大会レポート
行ってきました台北マラソン!
サブスリーは無理としても、あわよくば自己ベストを…と思ってましたが、基隆河のもくずと消えました。
今回のマラソンで、自分にはまだウエーブスペーサーAR3を履きこなす脚力がないってことがわかりました。
これがわかったのは大収穫。出たかいがありました。
これでサブスリーをめざす!と言いましたが、館山若潮マラソンでは履きません(^^;
軽けりゃいいってもんじゃないですね。フルの自己ベストを出したときのシューズがNB MR760なので、なおさらそう思います。
さて、今回はHISの2泊3日
行きは羽田7:20発、帰りは台北松山18:15発と時間が長く取れる良い日程でした。
当日の朝は4時に起床。号砲が7時なので、3時くらいに起きたかったところですが、旅の疲れでクタクタになっていたので多分無理だったでしょう。
前日にセブンイレブンで買ったおにぎりとアンパンを食べたあと、キネシオテープをこれでもかと貼りまくる!
テープの貼り方はKT TAPEのサイトが参考になります。
テーピング基本解説 | KT TAPE JAPAN |
KT TAPEはあらかじめ25cmにカットされているキネシオテープです。私が持っているテープは普通のロールタイプなので、旅行前に25cmに切ったものを20枚ほど持参しました。何も考えず25cmに切ってしまえばいいので楽です。
スタート地点に集合する時間は6時40分ですが、台北捷運公司(地下鉄)の始発は6時。余裕がないのでタクシーで行くしかないかと思ってましたが、台北捷運公司のWebサイトを見てみると臨時便を5時30分から運行するとあったので、地下鉄でGO!
山水閣大飯店から最寄りの中山國小駅までは歩いて5分くらい。まだ人の姿もまばらで、車内も空いていましたが…
忠孝新生で会場最寄りの市政府行きに乗り換えたのですが、すごい人!台湾でもラッシュを味わうことになるとは。 市政府駅は人でごった返していました。
駅から5分歩いて6時ちょい過ぎくらいに会場に到着。とりあえず空いているうちにトイレに行って絞り出しておきました。これでひと安心かな。
かるーくストレッチをしたら6時30分になったので、ヨメさんと別れてスタート地点に移動。
もう結構な人数が集まってます。真ん中のあたりに陣取りました。特にブロック分けはありませんので、前からガンガン行くのも後ろからゆっくり行くのも自由です。ちなみに、フルとハーフは同時刻にスタートなので、ランナーもごちゃまぜ状態でした。
気温は20度。天候はくもり。予報では昼から雨と言っていたので、当たらずに済みそう。
6時40分になると、開会式が始まりました。どこかで聞いたことのあるような洋楽の歌が流れてテンションアップ!司会がなにやら話し始めましたが、ステージが後ろにあるので見えず。
6時57分にエリート組がスタート。そして7時、カウントダウンとともにフル&ハーフが一斉にスタートしました。
パンフレットを見ると、フルの募集人数が7000人、ハーフが18000人となってましたが、レース結果を見ると完走者がフル4574人、ハーフ15218人だったので、定員に達しなかったのかもしれません。
スタートロスは50秒ほどとそれほどではなかったものの、8車線ある道路だとというのに結構な渋滞で、走りながら写真を取る余裕があるくらいのスピードで流れていきました。
1Kmポストが見当たらなかったですが、Runkeeperの読み上げ機能によるとキロ6分でした。これはいかんと思ってペースを上げたのですが、自分が思っているよりも速かったみたいで、これが中盤以降の失速をまねくことに…
沿道には、10人から20人くらいの応援団がだいたい1Kmごとにいて、「加油!加油!加油!(ジャーヨ!ジャーヨ!ジャーヨウ!)」とテンポよく連呼してました。学生っぽい若い人たちが多かったです。元気づけられました。
「なんかマラソンやるっつーから見てみるか」的な地元の人はかなり少なかったような。時間が早いせいなのか、興味が無いのか。
5Km手前で仁愛路から中山北路に曲がり、河川敷まで直進します。途中で泊まっているホテルの前を通ったのに、余裕がなくて気が付かなかった…
そして基隆河沿いの周回コースに突入。ここからは延々と河川敷。板橋Cityみたいな感じでした。
あまり変化のない風景のなか、応援団の声援が良いアクセントに。
10Kmくらいのところで、ペースがちょうど良さそうな集団がいたので付いていくことにしました。しかし、それもつかの間、徐々に離されていくのでした…
11Km地点まで4'00 - 4'10ペースで来ていたのが、12Kmから19Kmは4'15 - 4'20とペースダウンし、20Km以降は4'30ペースに。21Km地点でのタイムは1時間29分。よし、このへんでパワージェルを飲んでサブスリーを目指すぞ(無理)
事前に調べたネットの情報では、給食があるかどうか不明だったので念のため持参しましたが、実際にはクッキー、チョコ、バナナが用意されていたようです(あまりじっくり見ている余裕がなかったので…バナナがあるのは気づきましたが。バナナ食べておけばよかったかな〜。台湾バナナって最近みかけないからな〜)。
ハーフを過ぎるとだんだん足の裏が痛くなってきました。それから、代わり映えしない景色にうんざりしてきました。そう感じたのは苦しい走りをしていたからだと思いますが…。調子良ければそんなことは気にならないんですよね。
30Km地点あたりで招待選手が歩いているのを発見。エリートは記録を出すのが目的でも、市民ランナーは完走が目的。だから走る!
前を走っていた香港のランナーを抜かしたときに「加油!」と言われたので言い返したら「是(シー)!」と言ってました。ああ、こっちでも応援の応答は「はい!」でいいんだな。よし、がんばるよ!(後からあなたに抜き返されないように)
しかし、30Kmを過ぎてから日が出てきて体力が奪われて段々とペースダウン。4'40 - 4'50まで落ちました。
そういや、ヨメさんが32Km地点まで応援に来ると言っていたけどいなかったな。迷ったかな。
応援といえば、一周目のときにいた応援団がすっかりいなくなってるな。いまこそ応援すべき!マジで。なんかフラフラしてきたから。あれ、ひょっとしてカロリーが足りてない?昨日あんなに食べたのは何だったのか。あ、スタート前にウィダーインゼリー飲み忘れた。
そんなこんなで、27Km続いた河川敷地獄をやっと抜け出し、市街地に戻ってきたー!でも、5'00までペースダウン。高架道路に上る坂がつらいこと。そして、基隆路に入ったその時ものすごい人混みが!
ハーフに参加しているランナーでした。みんな参加賞のシャツを着ていて、道路が水色に染まっているさまはみごとでした。
高架を降りると今度は1Km近いアンダーパスへ。トンネルの中は蒸しっとしていて北海道マラソンを思い出します。地上に出たら残り1Km。角を曲がってフィニッシュゲートが見えたときは、やっと終わる!って思いました。
記録は3:07:45。自己ベストの更新はならなかったものの、突っ込んで潰れるという体験ができたのはよかったと思います。あと、靴が小さいかも(今さらすぎる)。爪が痛いです。
ステージではマラソンの様子を中継してました。私も映っていたみたいです。
ヨメさんとは10時30分に仮設トイレ前で待ち合わせしていまして、無事に再会できました。
地下鉄で帰る元気が無かったのでタクシーでホテルに戻り、食物交換所でもらった奮起湖便當を食べました。まずそうだけどうまかったです。65元(約195円)。安いですね。
このあと軽く昼寝して、はだの丹沢水無川マラソンの大会レポを書きました。
お疲れ様でした!
返信削除参加人数だけみると、けっこう走りやすそうですが
それでもコースは渋滞なんですね。
2泊3日で行けるところがスゴイです(笑)
ごはんが美味しそうなので、いつか挑戦してみたいですね♪
言われてみればそれほどひどい渋滞ではなかったかもしれません。
削除避けて走れるくらいにはスペースはありましたので。
規模が大きめの大会が久しぶりだったので、そう感じたんだと思います。
大阪マラソンに出たときは身動きが取れなかった(笑)
台北はお手軽に行けていいですよ~
ごはんの味は言うことなしですが、食事の時に酒を飲む文化が無いのがちょっとさみしい。