[大会レポ] 館山で倍返し!(2014 第34回館山若潮マラソン)

公開日: 2014年1月27日月曜日 サブスリー マラソン 大会レポート

昨年の館山若潮マラソンから1年、再びこの日がやってまいりました。

特急館山若潮マラソン号が運休になり、錦糸町から各駅停車を乗り継いで、50分遅れでレースに参加して、前半飛ばしすぎて見事にぶっ潰れたあの日から1年。借りを返す日が来たぜ!

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今年は館山若潮マラソン号ではなく、特急さざなみという名前で出ています。自分が乗る車両まで歩いているうちに段々テンションがあがってきた。

6:26分、定刻通り出発して、8:18分に2分遅れで到着。まずは第一関門クリア!

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外にでると結構風が強い。ソテツの葉が風にあおられてました。この写真だとそうでもないな…

シャトルバスでイオンモールまで行き、そこから徒歩で会場入り。8:48分。受付締切12分前とけっこうギリギリ。フルのスタート招集は9:25分だから、トイレにいく時間を考えるとゆっくりしていられない。

しかし、受付を済ませたあとに問題発覚。参加賞にキャタピランがもらえるという事前情報があったので、それを着けて走ろうと思ってシューズの靴ひもを外して持ってきたのですが、完走したあとに計測チップと引き換えとのこと。えーっ!

未出走者参加賞引き換え所に行って事情を話し、フィニッシュ後に参加賞を受け取らないでくださいねと注意されつつ、一足早くキャタピランを受け取った。よかったー。

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スタート招集が近づいてきたので、野球場へ移動。かなりの強風です。気温が14℃といっていたので、アームウォーマーいらないかなと思ったのですが、さむいさむい!ポンチョ代わりのゴミ袋も用意しておいてよかった。

招集時間になったので、スタート地点に移動。予想タイム順に整列するようになっていますが、ゼッケン番号で分けられているわけではないので、誰でも好きな場所に並ぶことができます。私は3時間未満(一番前)ブロックの最後尾に並びました。人ごみの中にいるとあったかい。

ほどなく、運営や関係者のあいさつが始まり、あっという間にスタート時間を迎えました。

ロスタイムは12秒。サブスリー製造法の教え通り、最初の5kmは抑えて走る。1km地点のラップは4:33。正味4:20か。まあまあかな。

自衛隊前の折り返しは復路に変わったんだよな、と思ってたらみんな右折していく。どうなってんの?と思いつつ折り返す。フィニッシュ後に往路に変更になったことを知らせるビラをもらっていたのを見たわけですが、この一連の変更は何だったのか。交通規制の都合かな。

5km地点のラップは20:51。4:10ペースだからちょうどいい感じ?と思っていたけど、2kmから5kmまでの平均ラップは4:05。いま思うとハイペース気味でした。

7~8km地点くらいにくると20人くらいの集団が見えた。ひょっとしてとよく見ると、蛍光黄色のビブスを着けた3時間のペースランナーがいた!これは仲間に入れてもらうしかないでしょう。これまたサブスリー製造法の教え通り、ペースランナーからはちょっと距離を置いて(10mくらいか)ついていく。

インコースが混んでいたので、道路の真ん中を走っていたその時。

あ、給水所だ。と思ったのもつかの間、人がいっぱいで取りに行けず。がーん。

つうか、給水所のテーブルが短すぎなんですよね…。他の給水所でもスポドリ取ったら他には何も取れずじまいだったし。場所を確保できないんだろうけど…

あまりにショックだったので、いったん集団の前に出てインコースにスペースを確保。その後はとりこぼしなく給水できました。

さて、3時間の集団についた直後は、ちょっと遅いんじゃないか?と思っていたのですが、1kmごとにペースを確認すると、みごとに4:10できざんでいました。上りだからといってペースを落とすことも、下りで重力にまかせてペースを上げることもなく、淡々と4:10ペース。

なんだかペース走の練習をしているような感覚に。いや、自分では同じペースで走れませんけどね。

そして、すごい一体感を感じるわけですよ。ああ、みんな同じ目標に向かって走っているんだな、と。それで、18kmくらいでペースアップしていったランナーに対して、がんばれよ~と心の中で言って送り出したりして、これまで味わったことのない気持ちで走ってました。

25kmあたりからアップダウンがきつくなってきて、30kmすぎにいよいよ難所の上り。ペースランナーが、「ここはきついですが、がんばりましょう」と励ましの声をかけます。しかし、ここにきて、ついてこれないランナーが続出して集団がばらけました。

坂を上りきって、ほっと一息。去年はここの下りでかっとばした直後に脚にきてしまって失速しましたが、今年はひたすらペーサーに合わせて走る。海岸線に戻ってきても、まだまだ調子がいいかんじ。あと10kmを切ったし、ここからペースあげるか?いやいや、まだでしょ!

しばらくペースランナーと並走してラスト5km地点でペースアップ!さようなら、ペースランナー。ありがとう、ペースランナー。サブスリー取ってくるよ!

その後はペースを落とさず最後まで走り抜けました。タイムは2:56:42!初サブスリーでこのタイムが出せるとは思ってませんでした。

どうしてもペースランナーにお礼が言いたいと思ってフィニッシュゲートで待ってたのですが3時間を超えても姿は見えず…。よく考えたらペースランナーがフィニッシュするわけないですよね(^_^;)

そして、さらに驚いたことには、体のダメージがそれほどでもなく元気だったこと。普通に歩けたし食欲もありました。ペースを守って走った結果でしょうか?

今後はペース感覚を磨いて、ペースメーカーがいない大会でもサブスリーを出せるようになりたいです。

5kmごとのスプリットは以下のとおり

5km 20'51
10km 20'52
15km 21'14
20km 21'22
25km 21'03
30km 21'12
35km 21'07
40km 20'18
Finish 8'39

25kmのラップが速いのは、20km地点で時計のボタンを押すのが遅れたからです。たぶんほぼイーブンペース。ほんと素晴らしいペーシングでした。

最後に、今回サブスリーを達成できたのは、ペースランナーの方と、サブスリー製造法の作者であるMattさんのおかげです。ありがとうございました。今後、サブスリーを量産できるよう精進します。

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バスを降り、駅前から声援を贈りつつ寿司屋に向かいました。

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