天ぷらの波状攻撃(八丁堀 天ぷら ちはら)
茅場町のお客さんを訪問したあと、まだ11時だけど昼飯にすることにした。なぜなら行こうとしている天ぷら屋の席数が少なくてすぐ満席になってしまうから。八丁堀駅が最寄り駅なので、結構歩く。でもそれだけ歩く価値はじゅうぶんにある。
6〜7分くらい歩いて、広い通りから路地にちょっと入ったところに店がある。昭和の風情がおもいっきり漂ってます。
引き戸を開けると、中は8畳くらいの空間。厨房に沿ってL字型にカウンターが配置されている。椅子は10席ほど。まだ11時10分だというのにすでに4人の客がいた。
席について定食を注文する。エビ、キス、野菜の盛り合わせという内容。キスの代わりにアナゴに変えることもできる。アナゴはまだ食べたことがなかったので、今回はアナゴにした。
それにしても続々と客が入ってくる。みんな仕事はどうしたの?
なんて言っているうちに、おやっさんが「おまたせしてすみません」と、かす揚げですくいたてのエビをどさっとカウンターの上に乗っけた。
カウンターの奥側は大理石調の石板が敷かれていて、さらにそこに天ぷら紙を敷く。それが皿の代わりなのだ。
いきなりエビ5匹がどんと置かれて、前に一度見てはいるものの、そのボリュームに圧倒される。
無心で食べていると第二弾、アナゴミサイル投下。うおっ、でかい。キス2匹よりも量がある。
アナゴを一口食べたところで野菜盛り合わせ攻撃。このテンポの良さはわんこそば的だ。食べたことないけど。盛り合わせの内容は、かぼちゃ、れんこん、大葉、のり。
ここの店はとにかく量がすごい。衣がすごいサクサク!というわけではないですが、油はさっぱりしていて、これだけ食べても胃もたれしません。
揚場担当のおやっさんと配膳担当の奥さん、娘さんの三人で切り盛りしているお店です。おやっさんは見た感じ70歳くらいでしょうか。ランチタイムしか営業していないところから、儲けはそれほど気にしていないんでしょうね。いつまでも元気で頑張ってほしいです!
天ぷら ちはら
本日の定食 950円
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/13042289/
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